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”おもてなし”で人気を集める靴のEC『Zappos』が取り組む、斬新な新規アプリの開発法とは?


カテゴリー: 小売・EC企業の戦略・事例

みなさんこんにちは、いつも. のECコンサルタントです。「ザッポスの奇跡」などの書籍でも知られる、靴のECの「Zappos」。「人」を最大の資源と考える企業姿勢は多くの感動を呼び、顧客のみならず、スタッフからも愛されることで有名です。新規アプリの開発は、そんな同社らしい方法で行われているそうです。さてその取り組みとは?

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日本でも大きな話題を呼んだ、書籍「ザッポスの奇跡」。本書内で明かされた、「人を最大の資源として考える企業文化」は、多くのEコマース関係者に衝撃を与えました。創業10年で年商は1,200億円。急成長の裏側にあるのは、同社の”おもてなし”を大切にする企業姿勢があるからでしょう。

今回は、そんなZapposらしい方法で新規アプリ開発に取り組む例を見ていきたいと思います。

詳細を、2016年4月21日付けのFAST COMPANYから見ていきましょう。

1)新規アプリの開発にインターン生を加える
・Zapposの「6pm」という掘り出し物を探すEコマースサイトの新規アプリ開発は、インターン生も大きく関与しています。

・Zapposのモバイル開発チームを率いるCalderaro氏は、「インターン生に自主性や責任を一任することは、Zapposの社風を表しています」と、言います。

・2014年のインターンの知識と能力の高さに感銘を受けたCalderaro氏は、2015年のプロジェクトに、彼らのアイディアを採択しました。

・実際のアプリは、顧客からのフィードバックを得ながら作り上げていったので、インターンプログラムは、基本的なバージョンを作るのに良い機会だった、と同氏は振り返ります。

2)インターン生には、2時間でアプリを作ってもらう
・5名のインターン生が、デザイン、ブランディング、コーディングの分野で働いてもらうために、毎夏、モバイル部門で採用されます。

・彼らにはエクササイズとして、2時間でアプリを作ってもらいます。そしてその成果を見て、彼らの技能レベルから、実際にアプリ開発に携わる候補者を選びます。

3)実際に6pmアプリ開発に関わる
一度インターン生が選ばれたら、そのチームは実際の6pmアプリ開発にチャレンジします。開発およびプロジェクト遂行に必要なフローはリーダーが教えていきます。

実際にアプリ開発に携われるインターンには、それなりの技術が必要とされるようですが、「究極的にはそのインターン生は自由です。そのプロジェクトで何をしたいか、デザインをどうしていきたいか、何を優先していきたいか」などの決定権が与えられるそうです。「インターン生に主導権を握らせることは、Zapposの文化に不可欠だから」なんだとか。

売り上げを大きく左右するモバイルアプリ開発を、インターン生に一任するこの姿勢は一見無謀にも思えますが、「人」に重きを置く、いかにもZapposらしい取り組みとも言えそうです。

あとはそのチャレンジが、実際にどの程度売り上げに貢献しているのかも知りたいものです。

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