(株)いつも.のECコンサルタントが米国ニューヨーク・シカゴから最新EC・オムニチャネル情報をお届け

オムニチャネルマガジン

powered by いつも.

最新Apple TVとEコマースの親和性とは?


カテゴリー: IRCE特別レポート

【いつも.ECコンサルタント】2015年9月に行われたAppleの新製品発表会。業界関係者から注目度が高かった最新のApple TVは、Eコマースにどんな影響を与えるのでしょうか。

appletv2013毎年9月に行われる、Appleの新製品発表会。2015年は、エルメスとコラボしたApple Watchやピンク色のiPhone、iPad用のペンなど、気になる新製品が目白押しでした。今回注目したいのは、同じく発表になった最新の『Apple TV』とEコマースの親和性についてです。

2015年9月9日付けのMarketing Landによると、発表会で登壇した高級品セールECサイト『GILT』のMichelle Peluso CEOが、最新Apple TV専用のアプリを披露し、結婚式用の服を選ぶというテーマで買い物方法などを説明しました。

ユーザーは洋服のカテゴリーを横断的にスクロール(もしくは新しいリモコンの表面のガラスをスワイプ)し、選んだ商品の詳細を見ることができます(新しいSiriとリモコンの統合により、音声コマンドで操作できるかどうかは不明)。

”今すぐ購入”ボタンは、商品の詳細を次々に確認できるページと、個別の製品ページ両方に存在しています。

リモコンのボタンを押すと、消費者はアプリからその場で商品を購入することができます。決済方法については定かではありませんが、筆者の推測によると、他のiOSデバイス上のGILTアプリと同じようになると思います。

Peluso CEOは、GILTのモバイル購入者のうち80%は、iOSデバイスから来ていると説明しています。

モバイル広告に精通している関係者は、「Apple TV向けのApp Storeの登場と、リモコンに統合されたSiriは、広告に関連する大きな発表だ」とその効果に期待を寄せているようです。理由は、「App Store向けに新しいアプリがたくさん作られるのに合わせて、今までよりとてもたくさんのビデオ広告の在庫が生まれる可能性が出てくる。それによりユーザーはSiriの音声操作を通じて広告に引き込まれるという選択肢が生まれる」からなんだとか。

つまり、Apple TV内で表示されたEコマースアプリのビデオ広告を見たユーザーがSiriを通じて、「そのワンピース、青色はないの?」などと話しかけ、広告側がそれに応え、適した情報を提供できれば、よりユーザーの購入確度が高まるということです。

従来のテレビ広告のように情報が一方向に流れてくる”受動型”の広告から、Siriとの統合により、ユーザーが話しかけ情報が変化していくインラクティブ性の高い”能動型”の広告へと進化する、とも言えるでしょう。

スマートフォンが台頭したことで、広告のあり方は変わってきました。Apple TV専用アプリの出現により、そのあり方はさらに大きな変化を遂げる可能性があります。なぜなら動画広告の新たな受け皿として、Apple TVには無限の可能性があるからです。

テレビは、比較的視聴時間が長いことや、大画面により受け取れる情報量が多いなど、広告との相性が良い媒体であることは言うまでもありません。広告を入れられる枠も多いですよね。一方、スマートフォンの場合は画面の大きさやユーザーの利用状況が多岐にわたっていることから、広告を入れられる場所が少ないという課題があります。

私たちはテレビ広告に慣れているので、Apple TVでも、専用アプリをアピールする動画広告が流れてきてもなんら違和感はないでしょう。ですから、Apple TVユーザーも自然とその広告を受け入れるはずです。

こうして考えていくと、最新Apple TVの出現により、『テレビショッピング』は次世代へと足を踏み入れたのではないか…と期待ができそうですね。

・ECに関する経営や売り上げアップのご相談は株式会社いつも.にお気軽にお問合せください。

「オムニチャネルに興味はあるけど…」

株式会社いつも.では、小売業やEC事業者の方に、オムチャネルに取り組むにあたっての疑問・相談へのアドバイスを行っています。お気軽にフォームからお問い合わせください。

相談フォーム

page top