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米国の大手薬局チェーンWalgreensが2つのECサイトを閉鎖。オンライン戦略の変更へ


カテゴリー: 小売・EC企業の戦略・事例

みなさんこんにちは、いつも. のECコンサルタントです。米国の大手薬局チェーンのWalgreensは、2011年に買収した「Drugstore.com」と「Beauty.com」を9月末までに閉鎖し、一つのECサイトに集中する計画です。今後のオンライン戦略をどのように考えているのでしょうか。

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Walgreensは2011年に買収した「Drugstore.com」と「Beauty.com」を9月末までに閉鎖する計画です。
同内容を報じている、2016年8月4日付けのBUSINESS INSIDERから見ていきましょう。

1)複数のECサイト運営に苦戦していた
・Walgreensは2011年に「Drugstore.com」と、その子会社のサイト「Beauty.com」「SkinStore.com」を買収しましたが、一つの名前の元で複数のECサイトを運営することに苦戦していました。同社は2016年5月、英国を拠点にする量販店「The Hut Group」にSkinStore.comを売っています。

2)一つのECサイトに集中し、他社との競争に打ち勝ちたい
・Walgreenが他のECサイトを閉じ一つのEコマースブランドを構築することは、同社が業界内のトッププレイヤーらを打ち負かしたいという欲望を反映している可能性があります。

・Amazonは2007年、何千もの一般消費財をスケジュールに沿って定期購入できるAmazon Subscribe&Saveをローンチし、日用品や生活雑貨を必要とする多くのWalgreens顧客を、Amazonへシフトさせる材料にしてきました。

3)薬がアドバンテージになるか
Walgreensにとっての最大のアドバンテージは、頻繁に薬局を利用する顧客です。Walgreens.comは現在、処方薬の補充サービスを提供していますが、Amazonは薬局サービスは全く提供していません。

・薬のためにWalgreensに依存している顧客は、Walgreensの顧客であり続ける可能性があります。

・WalgreensがさらにECサイトに焦点を充てるのであれば、同社がウェブトラフィックやオンライン売上をより伸ばしていくために、処方薬の定期購入客を活用していくと予想されます。

Walgreensは「処方薬の補充サービス」という最大の強みを活かして、オンライン販売を強化していけるのでしょうか。

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