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米国の2015年ホリデーのEC売上高は、690億ドルに。モバイルECが牽引


カテゴリー: 市場・統計データ

【いつも.ECコンサルタント】米国の2015年ホリデー(2015年11/1〜12/31)のEC売上高は、690億ドルに達し、中でも「モバイルECによる売り上げが驚異的な伸びを示した」とオンライン調査会社のcomScoreが明らかにしました。

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2016年1月10日付けの『Marketing Land』によると、2015年のホリデーシーズンの売上高は609億ドルに達し、なかでもモバイルECが前年を59%上回る驚異的な成長スピードを見せたとのことです。

詳細を見ていきましょう。

1)モバイルが支配した2015年のホリデーシーズン

・モバイル端末は、2015年のホリデーシーズンを支配し、Eコマースサイトへのトラフィックを誘導するデバイスとしてPCを上回ると共に、実店舗での”ショッピング・コンパニオン(仲間)”としても利用されました。

・加えてモバイルECは、2014年から59%上回る驚異的な成長を遂げました(期待ほどではなかったと考える人もいるかもしれませんが)。

2)オンライン売上高(モバイル+PC)は690億ドルに

・オンライン調査会社のcomScoreによると、モバイルとPC合計のオンライン売上高は、11月1日〜12月31日の期間中、690億8,000万ドルになりました。

・モバイルはcomScoreのホリデーシーズン売上予測を上回りましたが、デスクトップ(PC)は、comScoreの予想より20億ドル下回りました。


3)期間中、もっとも売り上げが伸びたのは「サイバーマンデー(Cyber Monday)」

・ホリデーシーズン期間中、最も売り上げが伸びた日は、「サイバーマンデー(感謝祭明けの月曜日)」(2015年は11月30日にあたる)で、1日で約23億ドルを売り上げました。

4)オンライン専業、または”オンライン部門”が好調

・「オンライン小売は伸び、伝統的な小売は打撃を受けた」のですが、この分析は単純すぎるようです。驚異的な成長を見せたのは、オンライン専業会社の中では、Amazonとあと1〜2社に過ぎません。残りのオンラインでの伸びの多くは、伝統的な小売業者のオンライン部門から生まれたものです。

・つまり、伝統的な小売業者のEコマース事業(とAmazon)は店頭売上を”食い合っている”ということです。

・伝統的な小売ブランドや店舗は、オンラインで購入した商品を地元の店舗で返品できると期待を持たせることによって、店頭で購入しない顧客に自信を持たせ、それによりEコマースをサポートし売り上げを伸ばしています。

今回は、ホリデーシーズンにフォーカスした記事をお届けしましたが、小売→オンラインへのシフトが加速しているのは、ホリデーに限った話ではありません。

ニューヨークのタイムズスクエアにあるトイザらスの旗艦店が、オンラインショッピングとの競争激化や、地価高騰による賃料値上げなどを原因とし、2015年末で閉店したニュースは記憶に新しいところです。

小売店が生き残る一つの道として、「オンラインで購入した商品を、地元の店舗で返品できる」を実践するところが増えてきているようです。

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