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米国小売大手Macy’s、オムニチャネルへの貢献低い不採算店舗約40店舗をクローズへ


カテゴリー: 実店舗・ネット連動

【いつも.ECコンサルタント】米国小売大手のMacy'sが、2016年初頭までに不採算店舗約40店を閉店する予定であることが分かりました。その背景には、近年同社が力を入れている「オムニチャネル戦略への貢献度が低い」という理由があるようです。

 

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米国の小売を語る上で欠かせない存在のMacy’sですが、2015/9/8付けのFORTUNEによると、2016年初頭までに、不採算店舗35〜40店をクローズ予定であることが分かりました。

Macy’sによると、閉店予定店舗の昨年の売上高は、高級店であるBloomingdale’sなどを含むグループ売上高の1%、3億ドルに相当します。これはMacy’sブランド店からの売上高の5%に当たるほどの規模です。これらの店舗をクローズすることにより、Macy’sブランド店は、5年前の810店舗から730店舗ほどまでに規模を縮小することになります。

店舗数を減らす背景を見ていくと、現在同社が力を入れている「オムニチャネル戦略」というキーワードが浮かんできます。

近年Macy’sはEコマースに力を入れており、ある試算によると、デジタルを通じた注文は年間30億ドルにも達すると言われています。同社が所有する実店舗は、オンライン注文の配達や同日配送、また店舗受け取りなど、同社が展開するオムニチャネル戦略において重要な役割を占めています。「ほぼすべての主要市場において、実店舗は顧客とのタッチポイントとしてその地域の顧客に合わせた品揃えを提供しており、オムニチャネル戦略を遂行する上で欠かせない」と同社のCEOであるTerry Lundgren氏も語るほど。

そのためオムニチャネル戦略への貢献度の低い店舗は、同社にとって「重要度が低い」という判断になったようです。現在Macy’sは売上高でやや苦戦しているため、オムニチャネル戦略を筆頭に、従来の百貨店モデルからの脱却を図っているようです。

Macy’sが発表した2015年第2四半期の売上高は、2.1%下落と低空飛行だったこともあり、ディスカウントストアチェーン『T.J Maxx-style』の開設や、美容品店チェーンの『Bluemercury』の買収など、従来の百貨店モデルからの転換を急いでいます。

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