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Walmart、Uber、Lyftと提携し食料品Eコマースの配送を迅速化。Amazon Prime Nowに対抗か


カテゴリー: 小売・EC企業の戦略・事例

みなさんこんにちは、いつも.のECコンサルタントです。オムニチャネル戦略に力を入れているWalmartが、今度はクルマの配車サービス「Uber」「Lyft」との提供を発表しました。食料品Eコマースの配送オプションの一つに加えることで、「同日配送」を上回る、より迅速な配送サービスで他社との差別化を目指していくもようです。

Walmart truck

 

自社決済システム「Walmart Pay」の提供から、49ドルの無料配送会員プログラムまで、最新のテクノロジーを駆使したオムニチャネル戦略に力を入れて、Amazonとの競争を続けるWalmartが、今度はクルマの配車サービス「Uber」「Lyft」との提携を発表しました。Eコマースで食料品を買った顧客の配送オプションの一つに加え、Amazon Prime Nowの登場から過熱化している「同日配送サービス」競争から一歩抜き出る狙いです。

詳細を、2016年6月3日付けの『Business Insider』より見ていきましょう。

1)フェニックスとデンバーでテスト運用を開始
・「忙しい顧客や会員の買い物をより簡単にするための便利な新しい手法に、我々は取り組んできました」と、Walmart Global eCoommerceのEVP兼COOのMichael Bender氏は言います。

・(発表の6月3日から)2週間以内にWalmartは、Uberとはフェニックス(アリゾナ州)、Lyftとはデンバー(コロラド州)でそれぞれテスト運用を始めます。

2)7〜10ドルで選べるオプション
・オンラインで食料品を購入した顧客は、7〜10ドルの既存の配送料金で、UberやLyftのドライバーに商品を配達してもらうオプションを手にします。

・これは、Sam’s Club(ウォルマートが設立した会員制スーパーマーケット)が、同日配送サービス『Deliv』と共にひっそりと3月からマイアミで実施してきたテストの拡張版です。

3)6月終わりまでには、オンライン食料品サービスのエリアも拡張予定
・Walmartは6月末までに、食料品Eコマースの利用可能地域を、現在の40地域(約200店舗)に14地域加える予定です。

・Walmartによると、食料品Eコマースを利用した顧客の90%がリピート客とのこと。

クルマが配送方法のオプションとして加わると、より多くの商品を一度に注文できることにもなります。

買ったそばからUber/Lyftのドライバーが家まで配達してくるWalmartの「即時」配達サービスは、同日配送のAmazon Prime Nowよりもスピーディーな配送を実現することでしょう。

さてWalmartは、Amazonの牙城を切り崩すことができるのでしょうか?

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