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Whole Foods、来店促進策として米ダラスで特典プログラムのテスト開始。結果次第で2017年中に全国区に広げる可能性も


カテゴリー: 小売・EC企業の戦略・事例

みなさんこんにちは、いつも. のECコンサルタントです。既存店ベースでの売上高が過去3ヶ月で2.6%下落し、来店客の数も減少傾向にあるWhole Foodsが来店促進策として、米ダラスで特典プログラムのテストを開始しました。結果を見て2017年中に全国区に広げるか検討します。

Whole+Foods

既存客の来店を促す手段として、すでに多くの小売店が実施している「特典プログラム」。いよいよWhole Foodsも乗り出すことに決めたようです。

2016年8月1日付けの『FOX NEWS』から内容を見ていきましょう。

1売上来店数ともに苦戦中のWhole Foods
・有機食材の食料品店Whole Foodsは、十分な品質の商品を安く提供する数多くの競合店との差別化において苦戦をしています。

・既存店ベースの売上高が過去3ヶ月(2016年4月〜7月)で2.6%下落、来店客数も落ち込んでいます。

・同社の共同創業者Walter Robb氏は業績発表の場で、”そこには激しい競争があります””世界中に顧客にとって数多くの選択肢が存在します”と説明。米国全土でより健康志向の顧客向けの商品を扱うレストランやデリバリー、スーパーが増えています。

2)特典プログラムで状況は好転するか?
・過去に同社は、割引や特典プログラムを敬遠してきました。

・しかし先週、ついに米ダラス・フォートワース地域で特典プログラムのテストを開始しました。そのプログラムは、メキシカンファーストフードの『Chipotle』が行っているような、使えば使うほど、また来店すればするほど特典が得られるように設計されています。

・顧客は最初の買い物時に10%オフを手にでき、また選択した部門の商品に対して15%のディスカウントを一回受け取ることができます。

・加えて、顧客は時間と共に特典を得ます。また無料の食べ物や不特定ですが購入した商品の割引などの”サプライズ“を受けることがあります。スマートフォンアプリと連携するので、わざわざサイフの中から小型のバーコードカードを取り出す必要もありません。

3)2017年中に全国区に広げられるか
・Whole Foodsは、今年5月にロスアンゼルスでオープンした低価格食料品店『365』では特典プログラムを実施しています。

・同社は現在、米国、カナダ、英国で455店舗を運営していますが、ダラスでの結果を見て2017年中に特典プログラムを全国に広げる可能性があるとしています。

有機食材を扱う高級食料品としてブランディングを図ってきたWhole Foodsが、他の小売店同様、特典プログラムをテスト導入することになりました。果たしてこれがどんな結果となるのか。引き続き注目していきたいと思います。

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